
田川地区は石炭繁栄の時代、全国から多くの人々が集まり、活気を呈していました。大正6年には全国の出炭量の50%を筑豊炭田が占めるまでになり、その時代は、美術・芸術において、陽のあたる時代でもありました。 田川繁栄の一翼を担った(旧)三井鉱山セメント跡地に皆さまの憩いの場となればとの思いから、新たに「池のおく園」を開設し、その中心施設として中村美術館は平成20年4月に開館されました。
近代日本画・洋画をはじめ、陶磁器、彫刻、ガラス工芸、硯など当館の収蔵品を常設展示しております。 来館された皆さまにとって心豊かなひとときをお過ごしいただける空間になれば幸いです。 当館は、この地、田川で皆さまにとって、より身近で開かれた美術館を目指して参ります。 ここ「池のおく園」で新しい出会いが生まれ、引いては地域文化を活気づけ、郷土田川の新たな街づくりの お手伝いができればと念じて止みません。

堂本印象「妍秋澄高(ケンシュウトコウ)」
絹本 彩色20号
1891年(明治24年)京都に生まれる。1910年(明治43年)京都市立美術工芸学校卒業後西陣織の図案描きの仕事に就くが、やがて日本画家を志すようになり改めて京都市立絵画専門学校(現在の京都市立芸術大学)に再入学、西山翠嶂に師事する。1924年(大正13年)に絵画専門学校を修了するが、その間1919年(大正8年)に帝展に「深草」を初出品して入選。更に、帝展3回展に「調鞠図(チョウキクズ)」を出品して特選。第6回展に出品した「華厳」は帝国美術院賞を受賞して、第一級の日本画家としての地歩を着実に堅めていった。
その後1936年(昭和11年)には京都市立絵画専門学校教授に就任。1944年帝室技芸員に。1950年(昭和25年)には日本芸術院会員に選出され、1961年(昭和36年)文化勲章を受章した。一方で、私塾東丘社を主催、後進の指導にも尽力した。
中村美術館は、皆さまに親しまれる美術、芸術の憩いの場として、幅広い収蔵品がございます。 特に1880年から1910年にかけてのフランス アール・ヌーボー期のエミール・ガレ、ドーム兄弟などの美しい光と影の作品は、館内入口奥のガラスケースに展示しております。ご来館の際は是非ごらんください。
都会の雑踏を離れ、どうぞ大切な方とのご来園を心よりお待ち申し上げております。

アール・ヌーヴォーを代表するシャルル・マルタン・エミール・ガレ (Charles Martin Émile Gallé、1846年5月4日 – 1904年9月23日)は、フランスのガラス工芸家、陶器・家具のデザイナーです。 特にガラスの表面を錆色にくもらせたり、濁らせるパチネという「古色をつけた」というの意味の技法は、 比類なき芸術性を現代にも伝えています。

19世紀 - 20世紀のフランスのガラス工芸家である、兄オーギュスト (Auguste Daum,1853-1909)と弟アントナン(Antonin Daum,1864-1930)の2人。
ドーム兄弟の特長的な技法として、ガラス素地に絵模様を描いて、さらにガラスをかぶせるアンテルカレール、粉末状にした色ガラスをまぶして再加熱し、素地になじませるヴィトリフィカシオンがあり、模様に奥行きをださせたり、ガラスに多くの色を発色させたりし表現豊かな作品を制作した。
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- 日本画
- 横山大観
- 奥村土牛
- 東山魁夷
- 川合玉堂
- 大山忠作
- 福田平八郎
- 前田青邨
- 川端龍子
- 徳岡神泉
- 平山郁夫 他
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- 洋画
- 梅原龍三郎
- 坂本繁二郎
- 熊谷守一
- 荻須高徳
- 小磯良平
- 田﨑廣助
- 林 武
- 浮田克躬
- 香月泰男
- 中川一政 他
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- 陶磁器
- 板谷波山
- 加藤唐九郎
- 荒川豊蔵
- 富本憲吉
- 楠部弥弌
- 中里無庵
- 金重陶陽
- 三輪休雪
- 酒井田柿右衛門
- 北大路魯山人 他
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- 工芸
- 北村西望(彫刻)
- 富永直樹(彫刻)
- 木内禮智(彫刻)
- エミール・ガレ(ガラス)
- ドーム兄弟(ガラス)
- ミューラー・ファミリア(ガラス)
- 硯
- 古端渓、新端渓
- 合わせて約600硯

- 入館料(税込)
- 大人(大学生) 800円
- 中高生 300円
- 小学生 200円


























